ヴィーラント・クイケン Wieland Kuijken
 
 
古楽界を常にリードしてきたクイケン兄弟の長男で、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バロック・チェロ奏者。
ブリュージュ及びブリュッセル音楽院でチェロを学ぶ。
在学中に古楽と古楽器への興味を深め、ヴィオラ・ダ・ガンバを独学でマスターする。
1959年バロック音楽のグループ、アラリウス・アンサンブルを組織、
1972年クイケン兄弟を中心として「ラ・プティット・バンド」を結成、F.ブリュッヘン、G.レオンハルト等の共演者を得て、
オリジナル楽器による優れた演奏を展開し、古楽界の先頭に立つ巨匠の一人となる。
今日の古楽の隆起は彼の功績に依るところが大きい。
ブリュッセル及びハーグ王立音楽院の教授として、多くの演奏家を育ててきたが、2004年に退官、
現在は演奏のほか、指揮者としても活躍している。
 
 
 

 

 

 

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